お仏壇の定義とは?「仏壇」と「供養」のかたち

お仏壇の定義とは何か― 時代とともに変わる供養のかたち ―
ショッピングセンターに仏壇店を出す理由
フューネは現在、ショッピングセンター内に6店舗の仏壇店を展開しています。
今から7年半前、私たちは「これからの仏壇は、従来型ではなく家具調・モダンデザインが主流になる」と考え、主要ショッピングセンターへの出店を始めました。これは一時的な流行を狙ったものではなく、生活スタイルの変化を見据えた先行投資でした。
出店当初は、「こんな場所に仏壇なんて」「おもちゃみたいな仏壇が売れるわけがない」といった厳しいご意見をいただいたことも事実です。しかし現在では、コンパクトでモダンな仏壇こそが主流となり、フューネの仏壇店のコンセプトは、時代に自然と合致するものとなりました。

今、選ばれているのはコンパクトなお仏壇
近年は、大型仏壇よりも省スペースで暮らしに馴染む仏壇が選ばれる傾向にあります。お仏壇の中にミニ骨壺やフォトフレームを置き、ご家族が思い思いの形で故人を偲ぶ――。
供養のスタイルは、より自由で個人的なものへと変化しています。「供養は何でもありの時代」と言われることもありますが、実はお仏壇には明確な定義が存在します。
お仏壇と呼べるための3つの条件
お仏壇として認められるためには、以下の3つの条件を満たしている必要があります。
①各宗派のご本尊が祀られていること
②三具足(ろうそく立て・線香立て・花立)が揃っていること
③性入れ(お寺様による魂入れ)が行われていること
この3つを満たしていれば、箱型でもオープン型でも「仏壇」と言えます。
逆に言えば、どれほど大きく豪華で立派な見た目でも、条件の一つでも欠けていれば、それは仏壇ではなく、単なる箱に過ぎません。

「仏壇でなくていい」という選択
フューネでは、仏壇をご購入いただく前に、必ずこの定義をご説明しています。その中で近年特に増えているのが、「仏壇でなくても良い」というお声です。定義を満たしていなくても、故人を想い、毎日手を合わせたいという気持ちがあるなら、「供養台」として十分に意味があります。供養の本質は、形式ではなく想う心にあるからです。
供養台と伝統仏教のはざまで
一方で、「供養台」では納得されないお寺様がいらっしゃるのも事実です。ここには、お客様の多様化するニーズと、長年受け継がれてきた仏教の伝統との間にある、避けられないギャップがあります。
フューネはそのどちらかを否定するのではなく、正しい知識をお伝えしたうえで、お客様が納得できる選択をしていただくことを大切にしています。
これからのお仏壇選びに大切なこと
仏壇は「買うもの」ではなく、「向き合い続ける場所」です。形式を守ることも、自由な供養を選ぶことも、どちらも尊重されるべき選択です。
フューネはこれからも、時代に寄り添いながら、供養の本質を大切にした仏壇・供養のかたちをご提案していきます。

【この記事を書いた人】
齊藤 勝義(さいとう かつよし)
株式会社 FUNE (フューネ)
アフター推進課 課長
葬儀仏事サロン 豊田T-FACE店 店長
厚生労働省認定1級葬祭ディレクター
1967年、愛知県名古屋市生まれ
2017年株式会社フューネ入社
前職はトヨタ系の製造現場に勤務。ものづくりの基礎と効率的な作業管理を学ぶ。
そのときの業務で培ったノウハウを活かし、現在は物流を担う部署に配属。日々変化のある環境の中で、柔軟な対応力と実行力を発揮。
「毎日が新鮮で楽しい」と前向きにどんな仕事にも取り組み、次々に手腕を発揮し、仏壇店の店長も兼任することとなった。
現在は仏壇店の店長も兼任し、チームの中心的存在として活躍中。
楽天市場やYahoo!ショッピング、弊社独自の通販サイト『感動葬儀。フューネ葬儀仏事サロンオンラインショップ』の企画・運営に携わり、お葬式の様子や仏壇店での日々の取り組みや情報を発信。
●好きな食べ物:ハンバーグ
●趣味:野球・ゴルフ








