インターネットで買い物はあたりまえ

スマホが欠かせない時代に
最近ではスマホを忘れて外出すると、電話やメールが使えないどころか、電車に乗れない、飲食店で注文できないなど、不便を感じる場面が増えています。
いまや「一人一台スマホ」が前提の社会となり、スマホがないことでの不便さは今後さらに広がっていくでしょう。
葬儀でも広がるスマホとインターネットの活用
葬儀の世界でも、スマホやインターネットの活用が当たり前になっています。
訃報をLINEなどのSNS経由で受け取ることは日常的であり、電報・供花・供物の注文もオンラインで完結できます。
フューネでは、公式ホームページから供花・供物のネット注文(クレジットカード対応)が可能です。
さらに、仏壇・仏具・お線香・ろうそくなども楽天市場やPayPayモールなどのECサイト経由で注文が増加しています。
葬儀の事前相談・会館見学もネット予約が主流に
近年では、葬儀の事前相談や会館見学の予約も、電話よりメールやWebフォームからの連絡が増えています。
緊急性の高い葬儀依頼は依然として電話が中心ですが、紹介ポータルサイトからの依頼も増加。
これからは、葬儀もインターネットで選び、申し込む時代が加速していくでしょう。
高額サービスほど「電話の安心感」が求められる
一方で、インターネットでの買い物が一般化した今も、10万円を超えるような高額商品や、形のないサービスの契約は「電話」が主流です。
十分な知識や説明がないまま購入ボタンを押す人はいません。
現代の消費者は押し売りを嫌いますが、必要な情報を丁寧に伝える誠実な対応は、これからの時代でも欠かせない価値といえるでしょう。
【まとめ】
スマホ時代の葬儀サービスに求められる対応とは
スマホとインターネットが生活の中心となった今、葬儀の形も大きく変化しています。
供花のネット注文や葬儀相談のWeb予約など、利便性の高いサービスが増える一方で、「人の声による安心感」も依然として大切です。
時代の流れに合わせながらも、お客様に寄り添った情報提供と信頼のある対応が、これからの葬儀社に求められています。

【この記事を書いた人】
三浦 直樹
株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛








